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CURRICULUM 16 - COCONALA CLIENT WORK

ココナラ
クライアントワーク

「依頼が来るまで」と「依頼が来た直後」の型がわかる

この教材で学べること
  • ココナラで依頼が来る「4つのパターン」と、それぞれの対応のしかた
  • 購入前のヒアリング(お客さまへの質問・確認のこと)の目的と進め方
  • 新規アカウントでも見つけてもらうための「ココナラ広告」の始め方
  • 依頼が来たときのWithComiへの報告・添削の受け方(内部ルール)
  • そのまま使えるメッセージ例文(挨拶・見積もり相談への返信・ヒアリング・費用内訳)

この教材の流れ

この教材で学ぶ順番を、先に地図にしておきましょう。

(1) 依頼が来る4つのパターンを知る
(2) ヒアリングの目的をおさえる(認識と金額のすり合わせ)
(3) パターン別の「返信の型」を使う
(4) 依頼が来たらLINEで報告して添削を受ける(3分割LINE)
(5) ココナラ内のルールを守る(外部誘導NG・ビデオチャット)
(6) 広告で見つけてもらう・日報で数字を記録する
(7) 受注後の制作〜納品へ(ミーティングでお伝えします)

この教材が担当するのは(1)〜(6)、つまり「依頼が来るまで」「依頼が来た直後の対応」、そして広告・日報までです。
受注が確定したあとの制作〜納品については、ミーティングでお伝えします。

依頼が来る4つのパターン

ココナラの依頼は、大きく4つの入口から届きます。
入口によって「お客さまの本気度」と「こちらがやるべきこと」が変わるので、まずこの4つを覚えてしまいましょう。

パターン 事前情報 特徴 対応のポイント
(1) 無料見積もり相談 ある程度あり 相見積もりの可能性あり スピード対応
(2) 直接購入 なし キャンセルはほぼない ヒアリング必須
(3) プロフィールからのメッセージ ほぼなし ヒアリング項目が最多 商品ページへの紐付けを忘れずに
(4) お気に入りからのアプローチ こちらから動ける唯一の入口 早めの挨拶メッセージ

パターン(1) 無料見積もり相談

ココナラの無料見積もり相談が届いた画面

お客さまが業種や依頼の種類などをある程度入力した状態で届く相談です。
情報が揃っている分やり取りはスムーズですが、この時点ではまだ契約が確定したわけではありません。

そして大事なのが、相見積もり(あいみつもり。
複数のデザイナーに同時に見積もりを依頼して、比較してから選ぶこと)の可能性があるということ。
他のデザイナーにも同じ相談が届いているかもしれない、という前提で考えましょう。

だからこそ、ここで一番大切なのはスピードです。
迅速で丁寧な返信ができれば、それだけで他のデザイナーと差がつき、受注につながることも多いです。

なお、必須項目でない部分は空欄のまま届くこともあるので、足りない情報は追加でヒアリングします(返信の型はこのあとの「ヒアリングの目的と進め方」で紹介します)。

パターン(2) 直接購入

ココナラで直接購入されたときの画面

商品ページの購入ボタンから、いきなり購入されるパターンです。
事前のヒアリング項目は一切ない状態で購入が確定するので、購入後にこちらからしっかりヒアリングする必要があります。

「え、いきなり購入されるの?」と驚くかもしれませんが、心配いりません。
直接購入は購入の意思が固まっているお客さまなので、いきなりキャンセルになることはほぼありません。
落ち着いてヒアリングから始めれば大丈夫です。

ひとつだけ知っておいてほしいのは、まれに全く関係ないジャンルの依頼が来ることがある、という点です。
これへの対応は、最後の「よくある不安Q&A」でお答えしますね。

パターン(3) プロフィールからのメッセージ

商品ページではなく、あなたのプロフィール画面からメッセージで相談が来るパターンです。
事前情報がほぼゼロなので、4パターンの中でヒアリング項目が一番多くなります。

最重要注意点: 「商品ページへの紐付け」を毎回必ず行う

このパターンには、必ず覚えてほしい注意点があります。

プロフィールからのメッセージ経由の売上は、あなたの総販売実績にはカウントされますが、商品ページの販売実績には計上されません。
商品ページの実績は、次のお客さまが購入を決めるときの大切な判断材料。
ここが増えないのは、とてももったいないことです。

そこで、見積もり提案(ココナラ上でお客さまへ正式な見積もりを送るときに使う機能の名前です)を送る前、つまりお客さまが購入する前に、必ず「商品ページへの紐付け」(メッセージ経由の依頼を、あなたの商品ページと結びつけて、売上を商品ページの実績に計上させる設定のこと)を行ってください。
これは1回やれば終わりではなく、該当する依頼が来るたびに毎回必要な設定です。

「メッセージ経由の依頼 → 紐付けしてから見積もり提案」。
この順番をセットで覚えてしまいましょう。

商品ページへの紐付けの設定手順1 商品ページへの紐付けの設定手順2

商品ページの紐付け

https://coconala-support.zendesk.com/hc/ja/articles/4416757281049-出品中サービスを見積り提案に紐付ける方法

上記URLを確認しながらやれば問題なく紐付けができます。
参考にしてください。

パターン(4) お気に入りからのアプローチ

ここまでの3つは「待つ」パターンでしたが、4つ目はこちらから動ける入口です。

あなたのサービスをお気に入り登録・いいねしてくれた人は、あなたのデザインに興味を持ってくれている人です。
そのままにせず、こちらから早めに挨拶メッセージを送ることで、依頼につながることがあります。

「営業みたいで気が引ける…」と感じるかもしれませんが、売り込みではなく「気軽にご相談くださいね」というご挨拶です。
実は、見積もり相談と同じくらい重要な依頼の入口なので、お気に入りが付いたらできるだけ早く送りましょう。

例文

初めまして、Webデザイナーの⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎と申します。

お気に入りしてくださいまして、誠にありがとうございます。

今だけ3名様限定で、通常価格〜〜〜円のところ、〜〜〜円でご提供させていただいております。
バナー、サムネイル、ショッピングサイトの商品画像等のWeb画像の制作などございましたら、ぜひお気軽にご相談くださいませ◎

こちらに私の過去の制作物を掲載しておりますので
よろしければご参考になさってください*

▶︎ココナラポートフォリオURL

お気に入りが付いているかどうかの確認のしかたがわからないときは、代表とのLINEで気軽に聞いてください。

お気に入りが付いたときの通知画面 お気に入り通知の確認方法の画面

ヒアリングの目的と進め方

4つのどのパターンでも、受注の前後で必ず行うのがヒアリングです。
ヒアリングの目的は、大きく2つあります。

目的1: 認識のすり合わせ

1つ目は、お客さまが求めるデザインイメージを正確に把握することです。

「可愛い感じで」「ポップにしてほしい」。
こうした言葉、一見わかりやすそうですが、実は「可愛い」「ポップ」の認識は人によって全く違います。
あなたの思う「可愛い」とお客さまの思う「可愛い」の認識がズレたまま作り始めると、完成後に「イメージと違う」となり、クレームの原因になってしまいます。

だから、お客様にPinterestなどで参考画像を探していただき、共有してもらったり、こちらからテイスト違いの画像を3案提示して、必ず完成デザインのトンマナのイメージをすり合わせます。

「お任せします」と言われた場合も、そのまま受け取ってはいけません。
お任せと言いつつ、頭の中には好みがあるものです。

こちらから参考画像を3枚程度提示して、「この中だとどの方向性がお好みですか?」と確認しましょう。
ここを丁寧にやることが、あなた自身を守ることにもつながります。

目的2: 金額・オプション料金の確定

2つ目は、金額を確定させることです。
基本料金の範囲を超える要望がある場合は、オプション料金(追加の作業に対する追加料金のこと)を提案します。

オプションに該当する要望の例:

  • 短納期(通常より早い納品を希望される場合)
  • psd・ai・Canva納品
  • 文章作成(デザインに入れる文章の作成までこちらで行う場合)

ここで、「psd納品って、なんで有料なの?」と疑問に思うかもしれません。
理由は、編集可能なデータをお渡しするということは、デザインの著作権(そのデザインを自由に使ったり変えたりできる権利)を相手に移転することになるからです。
お客さまが自由に編集・流用できる状態で渡す、特別な納品形式。
だから追加料金をいただくのが正当なんです。

「移転」と聞くと難しそうですが、あなたが何か難しい手続きをするわけではないので、身構えなくて大丈夫です。
「編集できるデータをお渡しする分、追加料金をいただく」とだけ覚えておけばOK。
オプションとして提案するか迷ったら、代表とのLINEで相談しましょう。

追加の工数(作業量)が発生する要望には、遠慮せずきちんと費用を提案しましょう。
これは失礼なことではなく、プロとして当たり前のやり取りです。

返信の型 ~ パターン別に使い分ける ~

ヒアリングの返信には型があります。
依頼パターンによって使い分けましょう。

  • 無料見積もり相談 → 「確認項目+ヒアリング項目」の2部構成
  • 直接購入・プロフィールからのメッセージ → 全10項目のヒアリング
  • 金額が確定したら → 費用内訳を送付

例文: 無料見積もり相談 → 「確認項目+ヒアリング項目」の2部構成

〇〇株式会社
〇〇様

お見積もりいただき、誠にありがとうございます。

「屋号を入れる」の〇〇です。

〇〇の画像制作とのことで、
御社の新規事業に少しでもお役に立てますよう、心を込めて制作させていただきます。
ぜひ私にお任せください。

早速ではございますが、画像作成にあたり、よりご希望に沿ったものをお届けするために、
お手数ですが、以下の項目についてご回答をお願いいたします。
※サービス出品登録画像と同じ部分、確定事項は【確認項目】
 新たにお伺いしたい項目は【ヒアリング項目】としています。

【確認項目】
※変更がなければご回答不要です。
変更がある場合にのみお答えください。

1.バナーの用途・目的
ココナラプロフィールヘッダー

2.ターゲット層
・メインはビジネス層向け。20代から40代、50代までの利用かなと。
・動画制作会社が動画用のナレーションを探すイメージ。
・女性も増えましたが、仕事上、男性が多い
・社内アナウンスや自動応答メッセージなど。
・コンサート会場アナウンスやアプリ制作など。

3.希望のデザインイメージ
・透明感、清潔感がある品のあるデザイン
・お声の印象に合った雰囲気を表現しながら、インパクトを持たせたい
・信頼感のある印象を与えたい
・柔らかさ、親しみやすさ

4.使用したいカラーや雰囲気
・WEBサイトのスクショ画像
・サービス出品登録画像

5.納品希望データ形式(JPG / PNG / PSD など)
JPG

【ヒアリング項目】
※ご確認の上、ご記入をお願いいたします。
6.掲載するテキスト(キャッチコピーや説明文など)
※もしテキスト案が無い場合は、有料オプションとなりますが作成可能です。

7. 参考画像や参考URL
・WEBサイトスクショ画像
・サービス出品登録画像
・ご提案した参考画像
※2案作成いたしますので、ビジネス寄り、顔出しなしなど幅広く集めています。
またテキストの参考も含めていますので、こちらもご参照ください。

8.納品サイズ
1280 x 420 px

9.その他ご希望があれば


【お見積り】
以下の通りお見積りをさせていただきます。

・⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎〇〇デザイン制作:〇〇1点 ⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎円
※ヒアリング項目のオプション料金に該当する場合は上記 価格に加算されます。

ご不明点や追加のご要望があれば、お気軽にご相談ください!
上記のお見積内容でよろしければ、ご購入手続きをお願いいたします。

是非ご検討のほど、何卒よろしくお願いいたします!

ポイント: 「ぜひ私にお任せください」をひと言添える

見積もり相談への返信には、「ぜひ私にお任せください」のひと言を必ず入れます。
「この人に頼めば大丈夫」という安心感がお客さまに伝わるからです。

さらに、得意分野の依頼が来たときは、次のように「得意である」ことをはっきり伝える形にしましょう。

「〇〇系デザインは私が最も得意とする分野ですので、〇〇様のお役に立てるかと存じます。
ぜひ私にお任せください。」
(例: 美容サロンのバナーなら「美容系デザインは私が最も得意とする分野ですので〜」)

例文: 直接購入時の10項目ヒアリング

〇〇株式会社
〇〇様

初めまして。
「屋号を入れる」の〇〇と申します。
この度は、〇〇サービスのご購入いただき、誠にありがとうございます。

〇〇の画像制作とのことで、
御社の事業に少しでもお役に立てますよう、心を込めて制作させていただきます。

早速ではございますが、画像作成にあたり、よりご希望に沿ったものをお届けするために、
お手数をおかけいたしますが、以下の10点についてご回答いただけますでしょうか。

①今抱えているお悩み
※バナー製作にあたってどんなお悩みを解決したいか教えてください。

②デザインを依頼する主な目的を教えてください。
例:体験に来てもらって、新規入会につなげたい。最近、新規の入会が滞っています。

③作成する画像のサイズ
※ご不明な場合は、こちらで適切なサイズを提案いたしますのでご安心ください。

④画像を使用する場所やリンク先ページ(ある場合)
例:Webサイトのトップページ、SNS投稿用など

⑤ご希望の雰囲気に近い画像があれば添付をお願いいたします。
※お客様の理想のクオリティを実現し、効果を最大限に発揮するため、可能であればご提供をお願いいたします。

⑥画像に含めるテキスト(キャッチコピーや説明文)
※こちらで作成する場合は有料オプション (〇〇円)となりますのでご記入をお願いいたします。

⑦使用したい写真や素材はありますか?
あれば添付をお願いいたします。
※なければフリー素材をご提案いたします。

⑧ご希望の納品データ形式をお知らせください。jpeg png よりお選びください。
※aiデータをご希望の方は、有料オプション(〇〇円)をご選択ください。

⑨制作した画像を実績として掲載してもよろしいでしょうか?
※もし掲載不可の場合は、有料オプション(〇〇円)にて対応させていただきますので、ご了承くださいませ。

⑩納品希望日
※〇〇日以内のお急ぎ納品の場合は有料オプション(〇〇円)にて対応させていただきます。

お手数をおかけいたしますが、ご確認のほどよろしくお願い致します。

※⑤の回答が抽象的な場合や「お任せ」の場合は、先ほどの通り、参考画像3枚程度の提示で方向性を確認しましょう。
※オプション金額(〇〇円)は、自分の商品ページのオプション設定に合わせて記入してください。

例文: 金額確定後の費用内訳の送付

ヒアリングでオプションの有無が確定したら、費用の内訳を項目ごとに分けて送付します。
内訳を明示することで、「何にいくらかかるのか」がお客さまに伝わり、あとからの金額トラブルを防げます。

「ヒアリングへのご回答、ありがとうございました。
いただいた内容をもとに、費用の内訳をご案内いたします。

【お見積もり内訳】
・バナー制作(基本料金): ◯◯円
・オプション: 短納期対応(◯日以内の納品): ◯◯円
・オプション: psdデータ納品: ◯◯円
合計: ◯◯円

内容にご不明な点やご予算のご相談がございましたら、遠慮なくお申し付けくださいね。」

お客様とのやり取りの中で、商品ページにオプション料金を設定していない作業をお任せいただくことがあります。
オプション料金を設定していない場合は時給1,000円〜2,500円ベースで計算してお見積もりをしてください。
初心者の方は1,000円からスタートすると、スキルと見合った単価になることが多いです。

オプションの金額をいくらにすればいいか迷ったときは、メンターに相談してくださいね。
金額の入った返信案を添削してもらってから送りましょう。

依頼が来たら、報告・添削を受ける ~ 一人で抱えなくて大丈夫 ~

ここからは、WithComi内部の運用ルールです。
ココナラで依頼が来たら、あなたは一人で対応するのではなく、添削を受けながら進められます。

依頼が来たら: LINEで「3分割」で送る

送り先は代表とのLINEです(依頼への返信など、文章・クライアントワーク関係の添削は代表が担当しているためです)。
依頼が来たら、以下の3つを別々の吹き出しに分けて送ってください。

  • 1つ目の吹き出し: お客さまから届いたメッセージ
  • 2つ目の吹き出し: それに対する自分の返信案
  • 3つ目の吹き出し: 「【依頼】」とだけ書いた吹き出し

最後の「【依頼】」だけの吹き出しがポイントです。
LINEのトーク一覧に「【依頼】」が表示されて目立つため、優先的に返信してもらえます。
お客さまを待たせないための工夫なので、忘れずに送ってくださいね。

最初は全件、添削を受けてから返信する

最初のうちは、お客さまへの返信は全件添削を受けてから送ります。
ここで大事な順番がひとつ。

必ず「自分で返信案を考えてから」送ってください。

「どう返信すればいいですか?」の丸投げではなく、「こう返信しようと思いますが、どうでしょうか?」の形です。
自分で考える→直してもらう、の繰り返しが、返信力を一番早く育ててくれます。
間違っていても全く問題ありません。
そのための添削です。

添削の窓口は内容によって分かれます。

  • 文章・クライアントワーク関係の相談 → 代表が担当
  • デザインの添削 → デザイン添削LINEへ

なお、納期が短い案件では、添削を待たずに返信・提出する判断も必要です。
「添削を通すことでお客さまを待たせすぎてしまう」と感じたら、臨機応変に対応してください(迷ったら、その判断自体を相談してもらってもOKです)。

ビデオチャットと外部誘導禁止ルール

ここで、ココナラのルールとして必ず守ってほしいことをお伝えします。

外部サービスへの誘導は禁止

ココナラでは、お客さまとのやり取りをココナラの外に持ち出すことが禁止されています。

  • Zoomなど外部のビデオ通話サービスへの誘導 → NG
  • Googleドライブ・Googleスプレッドシートなど外部ツールへの誘導 → NG

「Zoomの方が慣れているから…」とうっかり誘導してしまいがちなポイントなので、気をつけてくださいね。
やり取り・データの受け渡しは、ココナラ内で完結させるのが原則です。

ビデオチャットはココナラ内の機能を使う

「でも、文章だけじゃ伝わらない込み入った相談はどうするの?」

大丈夫です。
ココナラの中にビデオチャット機能があります。
利用には商品ページの購入が必要(=購入後に使える機能)ですが、LP(ランディングページ。
縦に長い1枚もののWEBページ)のような複雑な案件のヒアリングでは、とても有効です。
文章のやり取りで限界を感じたら、活用を検討しましょう。

ココナラ広告運用 ~ 新規アカウントが見つけてもらうために ~

なぜ広告が必要なのか

出品しただけでは、残念ながらほとんど見てもらえません。
ココナラのバナージャンルだけで約10400件分の出品がある(2026年7月時点)ためです。

ココナラのバナージャンルの出品件数の画面

実績ゼロの新規アカウントは、自然検索(広告ではなく、お客さまがキーワードで検索したときに普通の検索結果として表示されること)ではどうしても埋もれてしまいます。

そこで活用するのが、ココナラ広告(ココナラ内の検索結果などに自分のサービスを優先表示してもらう仕組み)です。

費用感 ~ 1日数百円から始められます ~

「広告って、お金がすごくかかるんじゃ…」と身構えなくて大丈夫です。
ココナラ広告はクリック課金(表示されるだけでは費用ゼロ。
クリックされたときだけ費用が発生する仕組み)で、金額の目安は以下の通りです(いずれも2026年7月時点)。

  • 1クリックあたり: バナー系で約50円(チラシ系は約80円)
  • 1日の上限: 200円に設定する(約4クリック分。上限に達したらその日はそれ以上かかりません)
  • 支払い: 事前チャージ制(チャージ=先にお金を入れておく前払い方式のこと)。4,000〜5,000円程度をチャージしておき、クリックされた分だけ引かれていきます

4,000円のチャージでも、1日上限200円なら20日分以上。
一度に使うお金ではなく、「広告用のお財布」に先に入れておくイメージです。
1ヶ月フルに回しても数千円なので、負担をコントロールしながら運用できます。

また、1日以上たっても広告の選択肢が表示されない場合は、そのままにせず相談してくださいね。
一緒に状況を確認します。

ココナラ広告の設定画面

広告をおすすめする2つの理由

ココナラ広告には、集客以外にも大きなメリットがあります。

  • 理由1: 広告運用の実務知識が身につく。自分のお金で広告を回した経験は、そのまま「広告のわかるデザイナー」としての強みになり、将来クライアントへの提案にも活かせます
  • 理由2: 初心者でも戦える。Meta広告(InstagramやFacebookの広告)と違い、ココナラ広告は予算額の大小で上位表示に差が出ません。資金力のある相手と同じ土俵に立てるので、初心者の最初の広告体験としてぴったりです

日報・データ管理 ~ 数字を毎日記録する ~

「毎日データ管理」と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、難しい計算は一切いりません。
画面に出ている数字を写して入れるだけなので、慣れれば数分で終わります。

日報にココナラデータを追加する

日報には、これまでの内容に加えて以下を記載します。

依頼関係の日報テンプレート

【ココナラ情報】
閲覧数
累計閲覧数
表示回数:
合計表示回数:
クリック数:
合計クリック数:
クリック率:
平均クリック率:

【依頼者】


【依頼内容】

【納期】

【進捗】

※表示回数・クリック数は広告経由のみの数字、閲覧数は広告経由と自然検索を合わせた商品ページ全体の数字です

  • 依頼が来た場合: その依頼内容のまとめ

毎日書くものなので、10年日記(WithComiで使っている日報アプリ)にココナラ用のテンプレートを設定しておきましょう。
毎回ゼロから書かずに済み、入力が数分で終わるようになります。

ココナラ広告自動診断シート

集めた数字は、日報とあわせて「ココナラ広告自動診断シート」にも記録します。
シートの使い方は、次のページ「ココナラ自動診断シート」で詳しくお伝えします。

2週間売れなければ、対策ミーティング

広告を回して2週間経っても売れない場合は、改めて対策ミーティングを設定します。

これは「2週間で売れなかったらダメ」という意味ではありません。
2週間分のデータが貯まれば、閲覧数・クリック率などの数字から「どこに原因があるか」を一緒に分析できる、ということです。
売れない期間も、データという財産が貯まっています。
一人で悩む時間はできるだけ短く、が WithComiの進め方です。

ココナラ応募(仕事を探す) ~ 補助的な選択肢として ~

ココナラには、「待つ」だけでなくこちらから応募する機能もあります。
クライアントが案件を公開し、デザイナーが応募する、クラウドワークス(仕事を探す人と頼みたい人をつなぐ大手サイト)に似た仕組みです。

  • 使い方: ココナラの「仕事を探す」→ ジャンル選択から見られます
  • 位置づけ: 案件の母数が少なく、募集終了済みの案件がほとんどの場合もあります。案件数ではクラウドワークスの方が多いので、あくまで補助的な選択肢として、たまにのぞく程度でOKです

納品時のクロージング&アップセル ~ HP・LPも作れる方向け ~

ココナラで納品をするとき、自分がHPやLPを作れる場合など、別の商品をご案内(クロスセル)できるパターンでは、納品時に下記のメッセージを送ります。

例文: クロージング&アップセル

⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎様

追加分のご購入もご確認させていただきました。
改めまして、この度は誠にありがとうございます。

以下のギガファイル便にて、正式な納品データをお送りいたします。
⬛︎⬛︎URL⬛︎⬛︎

⬛︎⬛︎⬛︎様の大切な事業に携わらせていただけましたこと、大変光栄に思っております。
作品を気に入っていただけたとのこと、とても嬉しく存じます。

また、現在は3名様限定で、通常80,000円のLPデザインを⬛︎⬛︎⬛︎円にてご提供させていただいております。
もしご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にお声がけくださいませ。

終始ご丁寧にやりとりしてくださりありがとうございます。
おかげで安心して制作に取り組むことができました。
今回の制作で良かった点がございましたら、ぜひ「評価」にて記載いただけますと大変嬉しく思います!

この度はご依頼いただき、本当にありがとうございました。
また何かお手伝いできることがございましたらいつでもご相談くださいませ。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

〇〇

このクロージングのポイントは、流れです。
まずお客さまへの感謝を伝え、「安心して制作に取り組めました」と、こちらにとって好印象なやり取りだったことを言葉にします。
その上で、「良かった点がございましたら」という形で評価(ココナラの取引後にお客さまが書けるレビューのこと)のお願いをします。
押しつけにならず、良い評価につながりやすい順番です。

最後の「また何かお手伝いできることがございましたら〜」のひと言も忘れずに。
次のご依頼(リピート)につなげるための大切な一文です。

よくある不安Q&A

Q1. 「初めての依頼が来たらと思うと、怖くて…」

その気持ち、とてもよくわかります。
でも、思い出してください。
最初のうちは、お客さまへの返信は全件添削を受けてから送るルールです。
つまり、あなたが一人で判断してお客さまに送る場面は、最初はほぼありません。

依頼が来たら「3分割LINE」で送る。
返信案を考えて添削を受ける。
この流れに乗るだけで大丈夫です。
依頼の通知は怖いものではなく、「相談を始める合図」くらいに考えてくださいね。

Q2. 「『お任せします』と言われたら、どうすればいい?」

お任せと言われても、そのまま自分の感覚だけで作り始めるのはNGです。
お客さまの頭の中には、言葉になっていない好みが必ずあります。

参考画像を3枚程度提示して、「この中だとどの方向性がお好みですか?」と確認しましょう。
ここを飛ばすと、完成後の「イメージと違う」というクレームにつながります。
ひと手間かけることが、結果的に一番の近道です。

Q3. 「全然違うジャンルの依頼が来たら、断ってもいいの?」

直接購入では、まれに全く関係ない業種・ジャンルの依頼が来ることがあります。

まずは慌てず、ヒアリングで内容を確認しましょう。
デザインの依頼であれば、業種が違っても対応できることは多いです。
対応できるか判断に迷ったら、断る前に「3分割LINE」で相談してください。
受ける・お断りする・条件を調整する、どれが良いかを一緒に考えられます。

Q4. 「見積もり相談が来たのに、そのあと決まらない…」

見積もり相談は、契約確定ではなく相見積もりの可能性があるものです。
他のデザイナーに決まってしまうことも、途中で返信が来なくなることも、普通にあります。
あなたのデザインが否定されたわけではないので、落ち込まなくて大丈夫です。

その上で、できる対策はスピードです。
相見積もりでは「早く・丁寧に返してくれた人」が選ばれやすいので、見積もり相談への一次返信はできるだけ早く送りましょう。
決まらなかった相談も、返信の練習・テンプレートの改善材料として、ちゃんと次につながっています。

まとめ

この教材のポイント
  • 依頼の入口は4つ。見積もり相談はスピード、直接購入はヒアリング、メッセージ経由は「商品ページへの紐付け」、お気に入りには早めの挨拶
  • プロフィールからのメッセージ経由は、見積もり提案を送る前に毎回「商品ページへの紐付け」設定。これがこの教材で一番の注意点です
  • ヒアリングの目的は「認識のすり合わせ」と「金額の確定」の2つ。「お任せ」には画像3枚提示、追加の要望にはオプション料金の提案を
  • 返信の型を使ったら、そのまま「お客さまのメッセージ/自分の返信案/【依頼】」の3分割LINEで報告・添削。最初は全件添削だから、一人で抱えなくて大丈夫
  • Zoom・Googleドライブ等への外部誘導は禁止。込み入った相談はココナラ内のビデオチャット(購入後に利用可)で
  • 新規アカウントは広告で見つけてもらう。1日上限200円・クリック単価はバナー系約50円/チラシ系約80円(2026年7月時点)から始められ、広告運用の実務経験も手に入る
  • 数字は日報と「ココナラ広告自動診断シート」に毎日記録。閲覧数・クリック率から売れない原因を一緒に分析できる
  • 2週間売れなければ対策ミーティング。売れない期間もデータが貯まっている
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